
本学科では、さまざまな価値観が複雑に絡み合う現代社会において、地域の特性を踏まえ、
文化と政策の接点に焦点を当てて、人々の生活の質と生きがいの向上について考えていきます。
そのために、文化と政策の関わり合いを、「政策」「経営」「情報」の視点から多角的に考察し、豊かな社会と生活を
創造する方法について学びます。地域社会の活性化に貢献できる専門知識と実践的なスキルを身につける
カリキュラムを通して、まちづくりのフロントランナーとして、またビジネス戦略の立案者として、
幅広く活躍が期待できる人材を養成していきます。
地域社会や企業の第一線で活躍する人材を育成するための多彩なカリキュラムと
少人数クラスでの演習による指導が特色です。「調べる」「読む」「話す」「書く」の基礎を徹底する教育の上に、
実践的なスキルを身につける演習重視の生きた授業を行っています。
学びの特色
1.学科基礎では、幅広い分野の専門知識を体系的に修得し、実践に活かすための基礎を学びます。
2.2年次からは「政策」「経営」「情報」の学科基幹科目を総合的に学び、さらに展開科目へと発展させることで応用力を磨きます。
3.ゼミでは専門知識を深めるとともに、課題の発見・分析・解決方法を学び、社会での実践能力を身につけます。
幅広い教養科目と土台となるいくつかの専門科目の履修を通じて、文化政策を学ぶことの意義や、自らのめざす分野について考えます。同時に、調べる・読む・書く・話すといった基礎的能力やコンピュータ操作を身に付けます。
多様な学科専門科目の履習を通じて自らの専門領域の確立をめざします。また、情報リテラシー(情報を活用する能力)に関する科目の履習を通して調査研究能力を高めます。2年次の終わり頃には卒業後の進路選択も視野に入れつつ、3年次から始まる演習(ゼミ)を決定します。
いよいよ演習(ゼミ)が始まります。担当教員の指導の下、少人数で学習に取り組むことにより、専門知識を深化させるとともに、自ら課題を発見・分析・解決していく能力に磨きをかけます。3年次後半には、卒業後の進路に対する準備も始まります。
大学生活の総仕上げの学年です。これまでの3年間の学習成果の集大成として、ゼミ担当教員のもとで卒業論文作成に取り組みます。こうして培われた幅広い知識と実践力を生かして、就職や大学院進学などの進路を決定します。
基本となる「政策」「経営」「情報」3つの視点から文化政策を考えていきます。
その上で、複雑化する社会との関わりの中で文化を捉え、問題意識を持ち、その解決を図る力を蓄えるために、
「地域社会と文化」「産業社会と文化」の2つの方向からも学んでいきます。
生活者の視点から地域の暮らしを充実させていく。
政策とは、狭義では行政機関の施策のことを意味しますが、ここでは広く、生活を豊かにするための社会への取り組み・解決方法について学んでいきます。生活者に根ざした視点で、地域社会を充実させるために何が必要なのか、社会のどこに問題があるのか「見る力」を養い、解決方法を探るための「手法や理論」を習得します。地域問題に注目した授業の中で、企画立案力をつけることにポイントを置き、より文化的な社会にしていくための政策について考えていきます。
行政・企業など組織を運営するスキルを身につける。
企業であっても、行政、また非営利団体であっても、組織であればそれを運営していくためのマネジメントが必要です。ここでいう経営は単に企業で利益を上げる方法ではなく、あらゆる組織に共通する運営方法を学ぶということ。実際の企業や行政の活動をとりあげ、その意味を見いだしていきます。培った知識をもとに課題を発見し、解決するための仮説を立て検証していく演習から、どんな現場でも応用可能な実践的スキルを身につけていきます。
情報を資源として活用する能力を養う。
他の2つの柱、「政策」「経営」を支えているのは資源としての情報です。またマスメディアからインターネットまでさまざまな情報を駆使して、いかに政策を実現させるのか、良い経営を実現していくのかにも、情報が大きくものをいいます。さまざまなスキルを学び、地域社会や企業活動に寄与する情報能力を身につけ、それを活用し、発信する力を身につけていきます。よりよい生活の充実のために、どのように情報を活用していくべきか考えていきます。
まちがいきいきと活気づく、コミュニティと人のより良い関係。
コミュニティや地域社会といった生活の場としての「社会」における文化を見つめていきます。それぞれの地域の特性を理解した上で、生活者の共通の価値観として文化を捉え、いきいきと暮らすための制度や仕組みを考えていきます。
地域社会をフィールドとして、まちを活気づける政策や事業の計画・立案を実践的に習得し、より良い生活文化を築くための企画・提案ができる人材を育てていきます。
社会システムの基盤となり、経済活動を支える共通の価値観。
地域社会が生活の場であるとすれば、産業社会は経済活動の場。農耕社会から、工業社会、そして脱工業社会という段階を踏みながら現代へと発展し、その変化により社会システムや家族形態にまで影響を与えてきました。経済活動を中心に、生活に及ぼす影響を考慮しながら、産業社会のあるべき形を追求していきます。地域経済との関わりを通して企業のあり方、戦略を文化の視点から考え、社会を活性化していける人材を育成します。
バリアフリー絵本をもう一歩進めたUD絵本の普及を
本学10周年記念事業の一環として、文化政策学科の教員が中心となって、いろいろな立場の人が共に楽しめるような工夫のある絵本のコンクールを立ち上げました。全国から多数寄せられた応募作品は、審査終了後、本学の自由創造工房で展示されました。展示、運営には学科学生も積極的に参加し、立場を越えて絵本を楽しむことのできる社会のあり方を考えるという文化政策学科ならではの機会となりました。
産業遺跡の新しい活用法を学ぶフィールドワーク
都市・地域学研究室(根本ゼミ)では、近代の産業遺産を活用した都市機能の再生や新産業の創出を研究テーマにしています。2010年度には、横浜市臨海部の再開発事例を視察に行きました。旧三菱造船所ドックや赤レンガ倉庫の改装事例などを見学しています。。
製造業や流通業などの総務・広報・企画部門、金融業などの実務部門、地方自治体や公益法人、観光・サービス業、マスコミ・広告産業、情報産業・IT関連、教員