開講科目例（メディア系）

グラフィックデザインをはじめ、さまざまなデザイン分野で活用可能な視覚表現の基礎を学びます。文字やシンボルマークなどをデザインする上での基本的な考え方を理解し、課題制作を通じて表現技術を身につけます。視覚表現を専門とする複数の教員によるオムニバス形式の授業です。

第三者にメッセージを伝えるビジュアル・プロモーションをテーマとして複数のデザイン成果物を制作し、グラフィックデザインの実践的な能力を高めます。「何のために」「誰に」「何を」伝えるかという目的性を踏まえた表現を追求し、グラフィックデザイン本来の役割について体験的に学習します。

「ことばと絵によって物語る生き物」である絵本と、イラストレーションについての専門的な知識と技術を身につけます。優れた作品表現を観察して、色彩・かたちとコンテクスト・構造・物語などとの関係を理解し、イラストレーションおよび絵本の制作を通して表現力・構成力・統合力を養います。

サウンドデザインは音楽制作に始まり、映像制作、ゲーム、ライブパフォーマンスからサウンドアートまで、幅広い分野にわたります。音楽だけではなく、言葉、環境音、ゲームのサウンドエフェクトなど、多岐にわたるサウンドのデザインを学びます。

3DCGの作業工程であるモデリング、アニメーション、レンダリングを学びながらキャラクターデザイン、カメラワーク、ライティングなどの専門分野も網羅的に学びます。3DCG制作のツールの習得だけではなく、3DCGの表現力も高めていきます。

五感を刺激するエンターテイメントシステムを題材に、未来のコミュニケーションメディアのあり方を考察します。メディアアート、映像、ゲーム、Web、広告、マンガなどのデザインの現場で展開する最新の事例を学び、自ら創り出すための方法について学びます。