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教員紹介

新妻 淳子NIITSUMA Junko
准教授
- デザイン学部 デザイン学科(匠領域)
キーワード:
日本伝統建築、日本建築史、建築生産、文化財、匠
出身地 | 静岡県 |
---|---|
学歴 | 学校法人富嶽学園日本建築専門学校建築科卒業 東京大学工学部建築学科研究生 |
学位 | 博士(工学)(東京大学、2018年) |
経歴 |
|
資格 | 一級建築士 静岡県文化財建造物監理士 |
担当授業分野 | 日本伝統建築、木造建築演習、伝統建築技術演習 |
研究分野 | 日本伝統建築 |
研究テーマ | 近世・近代までの建築普請活動について 日本伝統建築の保存・修理とその技術について |
研究業績 | 著書
|
所属学会・団体 | 日本建築学会 建築史学会 文化財建造物保存技術研究会 |
社会的活動 | 静岡市文化財保護審議会委員(2013年から) 日本建築学会・近現代建築資料全国調査特別WG調査員(2013年から2015年) 焼津市伝統的建造物群保存地区保存審議会委員(2015年から) 袋井市文化財保護審議会委員(2017年から) 伊豆の国市文化財保護審議会委員(2019年から) 森町文化財保護審議会委員(2019年から) 掛川市文化財保護審議会委員(2020年から) 史跡久能山整備事業委員会委員(2021年から) 浜松市文化財保護審議会委員(2021年から) 重要文化財神部神社浅間神社拝殿ほか修理委員会委員(2021年から) 掛川市文化財保存活用地域計画作成協議会委員(2022年から) 島田市文化財保護審議会委員(2023年から) 富士市文化財保護審議会委員(2023年から) |
メッセージ
日本の伝統建築は、古代、中世、近世そして近代と日本建築の基礎を確実に継承しつつ、その時々で最高のものを目指して建築されてきました。特に近代における和風建築は、日本建築の粋を集結したものといえるでしょう。名建築と呼ばれる日本伝統建築は、優れた技術・意匠・美術・工芸等から成る総合的な芸術作品です。名建築に直に触れながら、眼を養い、感性を磨くことが、単に伝統建築を継承していくということだけではなく、日本の未来に誇れる建築や芸術を創造することに繋がるでしょう。
どのように日本人は建築の普請活動を行なってきたのか。近世の建築普請活動に関する研究と文化財建造物の調査・保存修理に携わる中で、当時の建築普請組織や工匠の技術・技能、材料・道具、さらにそれらをつくる人たち、とてつもないものづくりの人々の繋がりが見えてきました。一方、このようなものづくりに関わる要素の一つでも欠ければ、日本の伝統建築を後世に継承していくことが危うくなるということも強く感じます。静岡県には豊かな文化と資源があります。その中の一つ、日本伝統建築を支えてきた木材は、静岡県の四大河川上流域から江戸をはじめ東西各地へ送られてきました。特に地元産出木材の地元使用について研究を進めていきます。
日本のものづくり文化と、静岡という豊かな土地の文化に目を向け、それらを総合的に研究し、継承しながら、静岡の新しい文化・芸術の創造を支える人々の中の一人でありたいと思います。
どのように日本人は建築の普請活動を行なってきたのか。近世の建築普請活動に関する研究と文化財建造物の調査・保存修理に携わる中で、当時の建築普請組織や工匠の技術・技能、材料・道具、さらにそれらをつくる人たち、とてつもないものづくりの人々の繋がりが見えてきました。一方、このようなものづくりに関わる要素の一つでも欠ければ、日本の伝統建築を後世に継承していくことが危うくなるということも強く感じます。静岡県には豊かな文化と資源があります。その中の一つ、日本伝統建築を支えてきた木材は、静岡県の四大河川上流域から江戸をはじめ東西各地へ送られてきました。特に地元産出木材の地元使用について研究を進めていきます。
日本のものづくり文化と、静岡という豊かな土地の文化に目を向け、それらを総合的に研究し、継承しながら、静岡の新しい文化・芸術の創造を支える人々の中の一人でありたいと思います。