教員紹介
佐々木 雅幸SASAKI Masayuki
学長
- President
文化芸術による都市・地域の再生 創造産業と創造都市
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| 出身地 | 名古屋市 |
|---|---|
| 学歴 | 京都大学経済学部卒業(1974年) 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得(1981年) |
| 学位 | 博士(経済学)(京都大学、1997年) |
| 経歴 | 金沢大学経済学部助教授(1985年から1992年) 金沢大学経済学部教授(1992年から2000年) 立命館大学政策科学部教授(2000年から2003年) 大阪市立大学大学院創造都市研究科教授(2003年から2014年) 大阪市立大学名誉教授(2014年) 同志社大学経済学部・大学院経済学研究科特別客員教授(2014年から2020年) 文化庁文化芸術創造都市振興室(京都分室)長(2014年2016年) 文化庁地域文化創生本部(京都)主任研究官(2016年から2019年) 学校法人稲置学園常勤理事(教育担当)(2020年から2024年) 大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員教授(2023年から) 大阪大学国際公共政策大学院招聘教授(2025年から) 公立大学法人静岡文化芸術大学理事長兼学長(2026年から) |
| 専門分野 | 文化経済学、文化政策学、都市経済学 |
| 研究テーマ | 文化芸術の創造性を活かした都市再生に関する国際比較研究を展開し、ユネスコ創造都市ネットワークの設立に理論的政策的に関わり、日本とアジアにおけるその展開を支援し、課題を探究している。 |
| 研究業績 |
単著
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| 受賞歴 | 日本都市学会賞(2003年) 京都市長表彰(2015年) 金沢市文化賞(2020年) 丹波篠山市文化功労賞(2025年) |
| 所属学会・団体 | 文化経済学会<日本>(1990年から 会員)理事長(2004~2006年)、副会長(2006~2008年)、会長(2008~2010年)を歴任し、2020年より顧問。 日本文化政策学会(2007年から 会員) 日本経済政策学会(1992年から 会員) 日本財政学会(1975年から 会員) 日本地方財政学会(1992年から 会員) 創造都市ネットワーク日本(2013年から 顧問) |
| 社会的活動(抄) | 文化庁文化審議会文化政策部会委員(2014年から2018年) 文化庁地域文化創生本部文化創造アナリスト(2020年から2023年) 浜松市創造都市アドバイザー(2014年から) 静岡市文化振興審議会副会長(2016年から) 静岡県美しく品格のある邑づくり推進委員(2024年から) |
メッセージ
「AI時代における創造都市」とあなたたちの挑戦
私たちはいま、大きな時代の転換点に立っています。AIやデジタル技術が急速に発展し、人間の仕事や社会の仕組みは大きく変わりつつあります。知識の生産や情報の処理という面では、AIはすでに人間をはるかに超える能力を持ち始めています。しかし、だからといって人間の役割がなくなるわけではありません。むしろ今こそ、人間ならではの創造性が問われる時代が始まっているのです。
創造都市とは、単に文化産業やクリエイティブ産業が集まる都市のことではありません。それは、市民、大学、企業、行政、そして自然が互いに学び合い、共に新しい価値を創り出していく「共創の都市」を意味します。これからの社会では、AIが計算や分析を担う一方で、人間は意味を問い、価値を生み出し、人と人、人と自然を結びつける役割を担うことになります。
とりわけ重要なのは、「自然との共創」という視点です。20世紀の社会は、科学技術の力によって自然を克服しようとしてきました。しかしその結果、気候変動や生態系の危機など、地球規模の問題に直面しています。これからの創造都市は、自然を単なる資源として利用するのではなく、自然と共に生き、自然から学びながら新しい文化や産業を生み出していく都市でなければなりません。
皆さんは、まさにその新しい時代を担う世代です。AIを恐れる必要はありません。むしろAIを道具として使いながら、人間の想像力、倫理、共感、そして社会をより良くしようとする志を発揮してほしいと思います。
都市は単なる建物の集合ではありません。都市とは、人々が夢を語り、文化を育み、未来を創造する舞台です。皆さん自身が、その舞台の創り手であり、演じ手でもあります。
「AI時代の創造都市」というテーマは、まだ完成された理論ではありません。それは、皆さんと共にこれから創り上げていくプロジェクトです。大学での学びや地域での活動を通して、新しい都市の姿、新しい社会のあり方を、ぜひ自分の手で描いてください。
未来の創造都市は、皆さんの挑戦の中から生まれてきます。
