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教員紹介

出身地 | 愛知県 |
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学歴 | 静岡文化芸術大学デザイン学部生産造形学科(2006年) |
学位 | 学士(デザイン)(静岡文化芸術大学、2006年) |
経歴 | ハンドファクトリー有限会社(2006年から2008年) 株式会社恭和(2008年から2010年) 株式会社試作中村板金(2011年から2018年) 静岡文化芸術大学 実習指導員(2018年から2023年)、特任助手(2023年から) |
資格 | フォークリフト運転技能講習修了 床上操作式クレーン運転技能講習修了 玉掛け技能教習終了 特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任者技能講習修了 アーク溶接等の作業特別教育修了 ガス溶接技能講習修了 有機溶剤作業主任者技能講習修了 木材加工用機械作業主任者 研削といしの取替え等の業務に係る特別教育修了 |
担当授業分野 | 立体造形Ⅰ・Ⅱ、素材加工演習、匠造形演習 |
研究分野 | 金属造形 |
研究テーマ | 金属彫刻、家具等の制作、金属の加工法、表現技法の研究 |
研究業績 | 論文・解説
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メッセージ
家具や日用品といった人が触れることで何らかの機能が発揮される道具のかたちを考えるとき、先ず、スケッチや模型を用いて検討します。近年ではCGや3Dプリンターを用いて、より具体的にイメージを共有できるようになりました。
しかし、強度はもちろん使用感や空間に置かれた際の佇まいなどを検証するためには、実際の素材を用いた試作を行う必要があります。
私はこれまで、家具や自動車といった工業デザイン分野で金属を用いた試作を行ってきました。少数生産の現場では、NCマシンのような最新の機械から、金槌や当て金といった古くからある工芸的な技法まで様々な加工方法を用います。こうした経験から、NCマシンも金槌も、作業者の習熟度によって結果に大きな差がでる点において同じ「道具」でしかなく、用途によって向き不向きはあるものの、工業と工芸にはっきりとした境界は無いと感じるようになりました。
そのような知見から、家具や移動機器など工業デザインとその制作を主体に、伝統的な金属工芸の今日的な展開を模索しています。
3Dプリンターに代表される生産技術の発達と、SNSなど情報技術の発達によって個人が制作した作品が手軽に複製され、不特定多数の人へ発信できるようになった現在において、工業デザインと工芸の境目はますます曖昧になっています。
ものづくりを通して工業と工芸をつなぐデザインを研究しています。
しかし、強度はもちろん使用感や空間に置かれた際の佇まいなどを検証するためには、実際の素材を用いた試作を行う必要があります。
私はこれまで、家具や自動車といった工業デザイン分野で金属を用いた試作を行ってきました。少数生産の現場では、NCマシンのような最新の機械から、金槌や当て金といった古くからある工芸的な技法まで様々な加工方法を用います。こうした経験から、NCマシンも金槌も、作業者の習熟度によって結果に大きな差がでる点において同じ「道具」でしかなく、用途によって向き不向きはあるものの、工業と工芸にはっきりとした境界は無いと感じるようになりました。
そのような知見から、家具や移動機器など工業デザインとその制作を主体に、伝統的な金属工芸の今日的な展開を模索しています。
3Dプリンターに代表される生産技術の発達と、SNSなど情報技術の発達によって個人が制作した作品が手軽に複製され、不特定多数の人へ発信できるようになった現在において、工業デザインと工芸の境目はますます曖昧になっています。
ものづくりを通して工業と工芸をつなぐデザインを研究しています。