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教員紹介


曽根

曽根 秀一

SONE Hidekazu
 

准教授

文化政策学部 文化政策学科

E-mailアドレス h-sone@suac.ac.jp

キーワード:企業の衰退と発展、老舗、ファミリービジネス、地場産業、企業家活動
出身地 東京都
学歴 滋賀大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(2010年)
学位 博士(経営学)
経歴
  • 日本学術振興会 特別研究員(2009年から2012年)
  • 大阪経済大学 経営学部 講師(2012年から2014年)
  • メモリアル大学(カナダ)客員研究員(2012年から2014年)
  • 滋賀大学リスク研究センター 客員研究員(2014年から2015年)
  • 帝塚山大学 経営学部 講師(2014年から2015年)
  • 和歌山大学 経済学部 非常勤講師(2014年から現在)
  • 静岡文化芸術大学 講師(2015年)、准教授(2017年から)
担当授業分野 中小企業論、経営戦略論、グローバルビジネス論など
研究分野 経営学、経営戦略論、経営組織論、企業史
研究テーマ 老舗企業、地場産地の存続と衰退にかんするメカニズム(統治・戦略・組織に関する理論的・実証的研究から)
研究業績 著書
  •  “Business 2025: Driving Growth Through Strategic Innovation, Entrepreneurship and Digitisation”(共著、Bloomsbury、2018年)
  • 『日本のビジネスシステム』(共著、有斐閣、2016年)
  • 『地域創生イノベーションー企業家精神で地域の活性化に挑むー』(共著、中央経済社、2016年)
  • 『日本のファミリービジネス』(編著、中央経済社、2016年)
  • 『1からの経営学(第2版)』(共著、碩学舎、2012年)

論文・解説
  • 「ファミリービジネスにおけるガバナンス及びコンフリクトにかんする史的研究ー日本のファミリービジネス史と「創業家の乱」-」(共著, 『経済理論』第388号, 2017年)
  • 「老舗企業研究の変遷にかんする準備的研究ー家訓、家憲を中心にー」(単著, 『静岡文化芸術大学研究紀要』第17巻, 2017年)
  • 「昔から創業家とはよくもめた?日本のファミリービジネス史と創業家の乱」(単著, 『企業会計』, 第68巻第11号, 2016年)
  • 「純血型中小ファミリー企業の革新的マネジメントー創業者と後継者の戦略・トップマネジメント活動の比較分析ー」(共著, 『ファミリービジネス学会誌』 第4号, 2015年)
  • 「秩序構築主体としての企業家ー株式会社千金堂の事例分析を通じてー」(共著, 『イノベーション・マネジメント』, No.12, 2015年)
  • 「世界最古の企業 金剛組の叡智に学ぶ―伝統産業のビジネスシステムから見た長期存続の条件―」(単著, 『一橋大学ビジネスレビュー』63巻2号, 2015年).
  •  “Cultural Approach to Understanding the Long-Term Survival of Firms :Japanese Shinise Firms in the Sake Brewing Industry”(共著, Business History,Vol.57, 2015年)
  • 「老舗企業の継承に伴う企業家精神の発露―宮大工企業による事業展開の比較分析―」(単著,『日本ベンチャー学会誌』No.22, 2013年).
  •  “Business Systems of Long-Established Family Firm”(共著,『ファミリービジネス学会誌』第3号, 2013年). 
  • 「経営戦略型リスクマネジメントを通じた組織の存続」(共著,『ビジネス&アカウンティングレビュー』第12号, 2013年).
  • 「老舗企業と地元企業との相互依存関係について」(単著,『地域学研究』第40巻第3号, 2010年).
  • 「企業の生き残りにかんする経営史的アプローチ―我が国の老舗企業の近代化と家訓に着目した比較的分析―」(単著,『びわこ経済論集』第9巻第1号, 2010年).

その他の活動
SMEUCE(Sustainability Management of e-Business and Ubiquitous Commerce Engineering)(Board of Director)、ファミリービジネス学会(常任理事)、 企業家研究フォーラム(幹事)、国際雑誌“Journal of  Management & Strategy” (編集顧問委員)
受賞暦
  • 日本地域学会 優秀発表賞(2008年)
  • 日本ベンチャー学会 清成忠男賞(論文部門奨励賞)(2014年)
所属学会・団体 組織学会、日本経営学会、ファミリービジネス学会、企業家研究フォーラム、経営史学会、日本中小企業学会、事業承継学会、SMEUCE(Sustainability Management of e-Business and Ubiquitous Commerce Engineering)、IFERA(The International Family Enterprise Research Academy)など
社会的活動
  • 経済産業省所管海外産業人材育成協会(AOTS)講師
  • 浜松市大規模小売店舗立地審議会 副会長
  • 公益社団法人日本青年会議所アドバイザー

 

メッセージ

経営学は、「企業」や「会社」といわれる組織体のマネジメント(経営)を対象とする学問です。ここで言うマネジメントとは、「人々を通じて、仕事をうまく成し遂げる」ことです。
その中でも私は、とくに経営戦略、組織、史的な観点から現代社会において重要な位置を占める大小様々な「企業(会社)」について、フィールドワーク、理論や方法論を通じて研究を進めています。とりわけ「企業の存続と衰退のメカニズム」というキーワードのもと、いわゆる「老舗企業」、「長寿企業」などと呼ばれる企業活動に注目し、研究を行ってきました。
かつて、企業の平均寿命は30年と言われ、昨今、更にその寿命は短くなっていると指摘されます。こうした背景で、近年再注目され出したのが、連綿と事業を革新しながら継続し、幾度もの危機を乗り越え、時代が変わっても経営哲学や本質は変えないという「不易流行」を実践してきた長寿企業です。
幾度もの危機を乗り越えてきた長寿企業の存続要因を探ることは、そこから現代の企業経営に活かしうる「知恵」を抽出し、現代企業においても大いに参考になる点があるかと思います。
これらの企業をつぶさに観察していくと、存続に価値を置く価値観、そして、地域に根差し社会に組み込まれながら存続していくという特徴があります。過去の先行研究ではあまり取り上げられてこなかった地域と企業との関係をより研究することの重要性を感じています。だからこそ本学で研究を行い、少しでも還元させていただくことは私にとって非常に重要なことであると考えています。最近は、海外研究者とも連携しながら、地域や企業の比較研究を行い、その成果を国内外の学会等で発表、論文公刊しています。授業やゼミなどを通じて経営学の魅力や基礎原理などをお伝えしていきます。そして、皆さんの身の回りにある企業を身近に感じ、関心のあるテーマをとことん追究していただけたらと思います。大学で、多くの人と出会い、学び、人生の土台を築いて下さい。ともに学べることを楽しみにしています。