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教員紹介


高島知佐子

高島 知佐子

TAKASHIMA Chisako
 

准教授

文化政策学部 芸術文化学科
大学院 文化政策研究科
出身地 大阪府
学歴 大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了
学位 博士(商学)
経歴
  • 大阪市立大学都市研究プラザ研究員(2010年から2011年)
  • 京都外国語大学講師(2011年から2014年)
  • 静岡文化芸術大学講師(2014年)、准教授(2015年から)
担当授業分野 アートマネジメント概論、アートマネジメントB、芸術文化基礎 など
研究分野 アートマネジメント
研究テーマ 伝統芸能の上演組織、文化を支えるボランタリー組織、関連支援産業の研究 など
研究業績 著書
  • 『URP GCOE DOCUMENT 12: 社会的包摂と舞台表現』(共著、水曜社、2011年)

論文・解説
  • 「文化芸術組織をめぐる経営学的分析のための視点」2005年7月、『経営研究』大阪市立大学経営学会、第56巻、第2号
  • 「Legitimate Creativity in Traditional Performing Arts - The relation of instruments and performances in the organizational field of Japanese Ningyo Johruri puppet play -」2007年7月、The 23rd EGOS Colloquium, Sub-theme 24: Journeys of Creative Entrepreneurs: Interaction among Individuals, Organizations and Institutions in Creative Industries, Presented Full Paper(共著)
  • 「Managing of Traditional Performing Arts Organization”」 2007年7月、The 9th International Conference on Arts and Cultural Management, Presented Full Paper
  • 「伝統芸能組織のマネジメント研究への活動理論アプローチ −人形浄瑠璃における後継者育成と鑑賞者開発の事例から−」2007年7月、『経営研究』大阪市立大学経営学会、第58巻・第2号(共著)
  • 「Mediating Instruments for Regional Innovation- An Activity-theoretical Analyses of Traditional Puppet Play and Regional Social Network Service in Japan –」2008年3月、Insightful Encounters 08' Regional Development and Innovation, Presented Full Paper(共著)
  • 「Professional Work and Organizations for Cultural Change –An Activity-Theoretical Analysis of the Transformation of Japanese Professional Culinary Work and Organizations in the 1960s and 1970s-」2008年7月、The 24th EGOS Colloquium, Sub-theme8: Bringing Work Back in? Methods and Studies for Understanding the Changing Nature of Work Activity and Organization, Presented Full Paper(共著)
  • 「Work and Organization of Cultural Profession and Cultural Change: An Activity Theoretical Analysis of Japanese Professional Culinary Work and Organizations in the 1960s and 1970s」2009年6月、The 10th International Conference on Arts and Cultural Management, Presented Full Paper(共著)
  • 「伝統芸能上演組織のマネジメント」2010年3月、大阪市立大学・博士論文
  • 「地域別にみたわが国の文化施設に関する一考察」2012年1月『COSMICA』area studies 41号(共著)
  • 「伝統芸能における実演家組織の収益システム」2012年3月『文化経済学』文化経済学会<日本>、 第9巻1号(共著)
  • 「The Income Security System in Japanese Traditional Performing Arts: A Strategy for Utilizing the Nation’s Traditional Arts Resources」2013年5月、Journal of Modern Accounting and Auditing, Vol.9, No.5(共著)
所属学会・団体 文化経済学会<日本>、組織学会、日本アートマネジメント学会、日本経営学会、日本文化政策学会
社会的活動 日本アートマネジメント学会企画委員(2015年から)

 

メッセージ

見る人(鑑賞者)・作る人(アーティスト)という垣根を越えて、多くの人々が芸術・文化を楽しめる場をつくる芸術文化団体(arts organization)が、多様な活動にチャレンジし、発展していくために必要なマネジメントのあり方について研究しています。
 
たとえば、何百年もの長きにわたって続いてきた伝統芸能は変化しないものと思われがちですが、その継承を担う組織は時代に合わせて変化し今日に至っています。こういった変化を追いかけ、不安定になりがちな芸術文化団体の長期的かつ発展的なマネジメントを考えていきたいと思っています。
 
特に浜松を含む三遠南信地域には、地域の人々によって継承されてきた、いわゆる民俗芸能が多く残っています。地域の人々の力で非営利にボランタリーに運営される組織を見ることは、人々のつながり、学校や企業と地域の関係といった、社会のあり方を考えることにもつながります。
 
さらに、伝統芸能に限らず、多くの芸術・文化では、必要な衣裳や楽器、画材などの道具は民間企業から提供されており、こういった関連支援産業なくして芸術文化団体の活動は成り立ちません。浜松には、芸術・文化を支える関連支援産業も存在します。
 
現場を支える人々・組織・産業、さらに地域や社会といった広い視点からアーティストや鑑賞者、芸術文化団体の活動を考えるには、大学の外に出て、まちを歩き、現場の人々の想いに触れて得られることが多くあります。恵まれた浜松という地を生かして、積極的に調査に出かけ、皆で学びあうことができる環境を作っていきたいと思っています。