Topics
芸術文化学科の「知」と「実践」
舞台芸術プロデュースの実践から劇場を考察・体感する
劇場プロデュース論
この授業では、芸術・文化を創造する「劇場」の歴史やメカニズムを押 さえます。劇場史やメカニズムの進化が、上演される舞台芸術作品のプ ロデュ―ス方法に影響を与え、演劇、ミュージカル、ダンス作品の演出 理念は劇的世界を革命的に変えてきました。演劇人や劇場人の芸術理念 の理解を深めながら、劇場空間、劇場運営にどのように反映されている のか。考える力、実行力を養うため、基礎から応用まで、社会での即戦 力を養うプログラムを組んでいます。教員が設定するテーマ(企画・プ ロデュース)の下、専門的な環境の中で、実際にチームワークとしての 舞台制作の実践や劇場見学、劇場運営実習を行いながら、劇場から発信 することの意味を考察・体感していきます。

アートセンターで学び、実践する
地域連携演習(鴨江アートセンター連携事業)
元警察署をリノベーションして開館した鴨江アートセンター。旧銀行協会 の建物を活かし映画関連事業を行う木下惠介記念館。2つの文化施設で 芸術家と市民に接しながら、美術、音楽、映像、演劇など、さまざまなジャ ンルの事業を学ぶ地域連携演習のプログラムです。具体的には、アート コーディネーターの仕事に触れながら、子供から高齢者まで多様な世代 を対象としたワークショップ、アーティスト・イン・レジデンス事業で滞在 する芸術家と市民の交流事業や展覧会などに運営者として参加します。 この過程を通して、事業を作ることの楽しさと難しさ、地域の文化施設の 役割を考えていきます。プログラムの発展として、2025年は学生が自主 企画し、ドキュメンタリー映画上映会を開催しました。

卒業論文発表会
卒業研究の成果を発表するため、毎年論文の発表会を開催しています。卒業生も、新年度入学予定の生徒も集まって、「ゲイブン」での学びの集大成に接する機会です。
