Topics

中山間地域の問題解決や集落の維持を考える
フィールドワークを通じた地域づくりの実践

昨今、人口減少や高齢化によって中山間地域の集落が消滅するような主張が見られます。しかし、集落の人口が減少しても、住民の高齢化が進んでも、そこから転出した子どもやそこに地縁を有する孫がその集落に通い、実家の生活を支援したり、集落の行事に参加したりしている限り、そう簡単に集落は消滅しません。舩戸ゼミでは、浜松の中山間地域における集落を訪ね歩き、現地で米作りや蕎麦作りなどの集落の共同作業に参加し、集落外に居住する子ども・孫と実家・集落との関係について調査研究しています。そして、その結果に基づく地域づくりの方策を現地で開催する調査報告会で発表し、地域住民の方々と共に地域の問題解決や集落の維持を図る実践活動に取り組んでいます。
中山間地域での米作りの様子の画像

経営学の視点から地域経済や社会問題を考える
日本学生経済ゼミナール大会(通称:インター大会)
アグリカルチャーコンペティション(通称:アグコン)

曽根ゼミでは、「日本学生経済ゼミナール大会」や「アグリカルチャーコンペティション」等の全国大会に出場し、日頃の研究成果の報告、ゼミ内外の学生とのディスカッションを通じて交流を深めてきました。学生の興味関心に沿ってテーマを決め、日本学生経済ゼミナール大会では、2016年に経営分野で優勝および全国4位、2017年は経営および地域経済分野で優勝、2018年には3チームすべてが各分野で準優勝(優秀賞)を果たしました。また、「アグリカルチャーコンペティション」にも出場し、2022年には学術研究部門でブロック優勝するなどSUAC生が躍動しています。結果だけでなく発表に至るまでのフィールド調査、理論研究、資料作成などの過程を重視し、これまでの努力と貴重な経験を今後に活かしてほしいと思います。
コンペ優勝の賞状を持った集合写真とフィールド調査の様子の画像