Topics

持続可能なビジネスモデルの創出
気候変動の時代の新たなフェアトレードを目指して

アジア初の「フェアトレード大学」に認定されたSUAC。武田淳研究室では、学生たちとフェアトレードの実践活動も行っています。テーマは「コーヒーと気候変動」。このまま温暖化が進んでいくと、2050年にはコーヒーの収穫 量が激減する見込みです。収入減少が危惧される生産者に、新たな収入源を作るプロジェクトを行っています。これまで廃棄されてきたコーヒーの実の果肉(カスカラ)からお茶や石鹸を作るプロジェクトは、環境大臣から表彰を受けました。また2024年には浜名湖花博で研究室のメンバーがプレゼンテーションをしました。支援の対象は、コスタリカとパプアニューギニア。コーヒーを通じて、開発途上国の「今」を考えています。
フェアトレード活動の様子

地域に受け継がれた「心と記憶の文化遺産」
民話の採録調査と書籍の刊行

伝承文学ゼミは、浜松市天竜区の山里を訪ね歩き、地域や家庭で語り継がれてきた民話の採録調査に取り組んでいます。採録した昔話や伝説は、方言や語り口もそのままに翻字し、毎年、書籍として刊行してきました。失われつつある口承文化を記録し、未来へつなぐ学びの実践です。私たちの活動は新聞やテレビでも紹介され、日本昔話学会などからも高い評価を受けています。行政機関との連携、地域の支援者・団体との調整、調査オペレーション、マスコミ対応などはすべて学生が管理・担当するため、口承文芸に関する専門的知識や学術的スキルだけでなく、高度な調整力やコミュニケーション技法も身につけることができます。
採録調査の様子と市長への出版報告の様子