教育研究上の目的

大学、学部、大学院の教育研究上の目的です。

大学

静岡文化芸術大学は、教育基本法及び学校教育法に則り、地域社会及び他の大学、研究機関等との自由かつ緊密な交流及び連携のもとに、人・もの・社会のより良いあり方や、豊かさ・美しさを付与する文化・芸術を探求し、人間味溢れる質の高い文化の創造を提案・発信するための教育研究を行うことにより、学術文化の振興に資するとともに、創造的な知性と豊かな人間性を備えた人材を育成し、もって地域の産業及び社会の発展に寄与することを目的とする。
また、社会の課題に積極的に対応するため、地域・国際・世代が教育研究の場で幅広く融合する開かれた大学として、我が国の更なる発展に貢献することとする。

学部

(1)文化政策学部

文化政策に関する体系的な学びを通して、人間や文化の多様性を理解し、社会の発展に寄与できる創造的な思考力を身につけ、現代社会が直面するさまざまな課題に取り組むことができる人材を養成する。

(ア)国際文化学科
文化の多様性と価値に関する見識を備え、他者との対話を通じてグローバル社会の課題に多角的に取り組むことができる人材を養成する。

(イ)文化政策学科
社会科学の知見や情報探索、社会調査等の手法を活用して現代社会の課題を考察し、その解決のための公共政策・経営戦略を立案、実行、評価できる人材を養成する。

(ウ)芸術文化学科
芸術やアートマネジメントに関する理論的かつ実践的な知識を身につけ、芸術文化を振興し、地域を活性化する等、創造性をもって社会に貢献できる人材を養成する。

(エ)文明観光学コース
文化政策学部の3学科共通のカリキュラムとして、文明史の観点から観光を捉え、持続しうる観光産業と多様な芸術・文化を融合できる人材を養成する。

 

(2)デザイン学部

時代とともに変化する人や社会の価値観、文化の多様性を視野に入れ、さまざまな人の立場から考えるデザインを基本に、快適に暮らせる社会及び環境を多様な分野から提案し、地域・国際社会の発展や文化の向上に貢献できる人材を育成する。


「静岡文化芸術大学学則」第3条の2より抜粋

大学院

静岡文化芸術大学大学院は、教育基本法及び学校教育法に則り、文化・芸術の学術に関する理論及び応用の教授・研究を行い、高度の専門性を要する職業等に必要な高い能力と豊かな人間性を持った創造的な人材を養成し、もって学術文化の向上と社会の発展に貢献することを目的とする。

研究科

(1)文化政策研究科

「アートマネジメント」、「芸術・文化産業政策」、「まちづくりと自治体政策」、「市民社会と多文化共生」を専門領域とし、芸術文化の振興を担い、新たな地域政策を創造できる高度専門職業人を育成する。
 

(2)デザイン研究科

企画立案能力から実務的設計能力まで、これからのデザインプロフェッショナルに必要な専門知識と応用能力を高め、社会の要請に応える人材を育成する。

「静岡文化芸術大学大学院学則」第3条の2より抜粋