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教員紹介

石坂 貴美ISHIZAKA Takami
准教授
- 文化政策学部 国際文化学科
- 大学院 文化政策研究科
バングラデシュ、セーフティ・ネット、金融包摂、女性グループ活動、農村家計調査
出身地 | 愛知県 |
---|---|
学歴 | 東京大学大学院総合文化研究科 博士課程 単位取得満期退学(2015年) |
学位 | 博士(国際貢献)(東京大学、2016年) |
経歴 | 学校法人愛知大学 就職課(1994年から1996年) 国際協力機構(JICA) 青年海外協力隊(派遣国:バングラデシュ)(2001年から2003年) トヨタ紡織株式会社 設計部 専門職(2004年から2006年) 公益財団法人アジア保健研修財団 アジア保健研修所 研修部門(2006年から2009年) 個人コンサルタント業 調査委託業務、アドバイザー業務(2015年から2021年) 関東学院大学経済学部専任講師(2017年から2021年)、准教授(2022年から2023年) 静岡文化芸術大学准教授(2024年から) |
資格 | 専門社会調査士 |
担当授業分野 | 国際協力論、NPO・NGO論、グローバルキャリアデザイン概論 |
研究分野 | 国際開発、地域研究(アジア) |
研究テーマ | 南アジアにおけるセーフティ・ネットの構築 |
研究業績 | 著書
|
受賞歴 |
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所属学会・団体 | 国際開発学会、南アジア学会、日本・バングラデシュ協会 |
社会的活動 | 松下幸之助記念志財団 国際スカラシップ ブックレット委員会 委員長(2019年から) 日本・バングラデシュ協会 理事(2020年度から2021年度) |
メッセージ
国内外でボランティアやNGO職員として活動、コンサルタントや研究者として調査研究なども実施してきました。大学卒業後、社会に出てからいろんな社会課題を目の当たりにして、学び直した経験があります。そんな経験から、皆さんには学生のうちに、自ら探究したいものに出会う機会があるとよいなと思っています。
私にとっての探究とは、現場から、人から学ぶこと。本学が大切にしている「出会う・感じる・創造する」という言葉を借りると、国内外で出会った人たちと、楽しみや困難を共感して、みんなが幸せに暮らす社会の創造を共に目指すこと。
20代のころ、大自然と動物を見たいとアフリカでボランティアに参加しましたが、体力や途上国で暮らす知恵やサバイバル術は現地の人にはるかおよばず、お世話になってばかりで、いつかは現地の人と一緒にものづくりをできるよう、沖縄で数年間染織の修行を行ったのちにJICAの青年海外協力隊員としてバングラデシュへ赴任しました。バングラデシュでは、職業訓練校の染色コース技術指導を行いました。訓練後、技術を活かして所得を得る生徒がいる一方で、家族の失業や病気などで一夜にして窮地に陥る例を目の当たりにしました。その経験から、所得創出のみでなく暮しを守るセーフティ・ネットも必要であると研究と実践に取り組むようになりました。農村や家計調査の実施、マイクロファイナンス(融資、貯蓄、保険)の効果検証と提言、相互扶助の仕組みづくりや女性グループの活動などについて研究と実践を行っています。
国内外を放浪して探究を続けてたどり着いたここ静岡文化芸術大学では、授業やゼミナールを通じて、みなさんが見つけた探究テーマに共に取り組んでいきたいと考えています。
私にとっての探究とは、現場から、人から学ぶこと。本学が大切にしている「出会う・感じる・創造する」という言葉を借りると、国内外で出会った人たちと、楽しみや困難を共感して、みんなが幸せに暮らす社会の創造を共に目指すこと。
20代のころ、大自然と動物を見たいとアフリカでボランティアに参加しましたが、体力や途上国で暮らす知恵やサバイバル術は現地の人にはるかおよばず、お世話になってばかりで、いつかは現地の人と一緒にものづくりをできるよう、沖縄で数年間染織の修行を行ったのちにJICAの青年海外協力隊員としてバングラデシュへ赴任しました。バングラデシュでは、職業訓練校の染色コース技術指導を行いました。訓練後、技術を活かして所得を得る生徒がいる一方で、家族の失業や病気などで一夜にして窮地に陥る例を目の当たりにしました。その経験から、所得創出のみでなく暮しを守るセーフティ・ネットも必要であると研究と実践に取り組むようになりました。農村や家計調査の実施、マイクロファイナンス(融資、貯蓄、保険)の効果検証と提言、相互扶助の仕組みづくりや女性グループの活動などについて研究と実践を行っています。
国内外を放浪して探究を続けてたどり着いたここ静岡文化芸術大学では、授業やゼミナールを通じて、みなさんが見つけた探究テーマに共に取り組んでいきたいと考えています。