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教員紹介
曽根 秀一SONE Hidekazu
教授
- 文化政策学部 文化政策学科
キーワード:
企業の衰退と発展、老舗、ファミリービジネス、地場産業、企業家活動、技能・技術継承
出身地 | 東京都 |
---|---|
学歴 | 滋賀大学大学院経済学研究科博士後期課程修了 |
学位 | 博士(経営学)(滋賀大学、2010年) |
経歴 |
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担当授業分野 | 経営戦略論、グローバルビジネス論、地域ビジネス論、中小企業論など |
研究分野 | 経営学、経営戦略論、経営組織論、企業史 |
研究テーマ | 企業、地場産地の存続と衰退にかんするメカニズム(統治・戦略・組織に関する理論的・実証的研究から) |
研究業績 | 著書
ファミリービジネス学会(会長)、企業家研究フォーラム(幹事、総務委員会委員)、国際雑誌“Journal of Management & Strategy”(編集顧問委員)、日本リスク学会、日本経営学会(学会賞審査委員会委員)、日本ベンチャー学会(学会誌審査編集委員会委員)、SMEUCE(Sustainability Management of e-Business and Ubiquitous Commerce Engineering)(Board of Director) |
受賞歴 |
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所属学会・団体 | 組織学会、日本経営学会、ファミリービジネス学会、企業家研究フォーラム、経営史学会、日本地域学会、日本リスク学会、日本中小企業学会、事業承継学会、日本産業技術史学会、SMEUCE(Sustainability Management of e-Business and Ubiquitous Commerce Engineering)、IFERA(The International Family Enterprise Research Academy)など |
社会的活動 |
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メッセージ
経営学は、「企業」や「会社」といわれる組織体のマネジメント(経営)を対象とする学問です。ここで言うマネジメントとは、「人々を通じて、仕事をうまく成し遂げる」ことです。
その中でも私は、とくに経営戦略、組織、史的な観点から現代社会において重要な位置を占める大小様々な「企業(会社)」について、フィールドワーク、理論や方法論を通じて研究を進めています。とりわけ「企業の存続と衰退のメカニズム」というキーワードのもと、いわゆる「老舗企業」、「長寿企業」などと呼ばれる企業活動に注目し、研究を行ってきました。
かつて、企業の平均寿命は30年と言われ、昨今、更にその寿命は短くなっていると指摘されます。こうした背景で、近年再注目され出したのが、連綿と事業を革新しながら継続し、幾度もの危機を乗り越え、時代が変わっても経営哲学や本質は変えないという「不易流行」を実践してきた長寿企業です。
幾度もの危機を乗り越えてきた長寿企業の存続要因を探ることは、そこから現代の企業経営に活かしうる「知恵」を抽出し、現代企業においても大いに参考になる点があるかと思います。
これらの企業をつぶさに観察すると、存続に価値を置く価値観、そして、地域に根差し社会に組み込まれながら存続していくという特徴があります。過去の先行研究ではあまり取り上げられてこなかった地域と企業との関係をより研究することの重要性を感じています。だからこそ本学で研究を行い、少しでも還元させていただくことは私にとって非常に重要なことであると考えています。最近は、海外研究者とも連携しながら、国際比較研究を行い、その成果を国内外の学会等で発表、論文公刊しています。授業やゼミなどを通じて経営学の魅力や基礎原理などをお伝えしていきます。そして、皆さんの身の回りにある企業を身近に感じ、関心のあるテーマを追究していただけたらと思います。大学で、多くの人と出会い、学び、人生の土台を築いて下さい。ともに学べることを楽しみにしています。
その中でも私は、とくに経営戦略、組織、史的な観点から現代社会において重要な位置を占める大小様々な「企業(会社)」について、フィールドワーク、理論や方法論を通じて研究を進めています。とりわけ「企業の存続と衰退のメカニズム」というキーワードのもと、いわゆる「老舗企業」、「長寿企業」などと呼ばれる企業活動に注目し、研究を行ってきました。
かつて、企業の平均寿命は30年と言われ、昨今、更にその寿命は短くなっていると指摘されます。こうした背景で、近年再注目され出したのが、連綿と事業を革新しながら継続し、幾度もの危機を乗り越え、時代が変わっても経営哲学や本質は変えないという「不易流行」を実践してきた長寿企業です。
幾度もの危機を乗り越えてきた長寿企業の存続要因を探ることは、そこから現代の企業経営に活かしうる「知恵」を抽出し、現代企業においても大いに参考になる点があるかと思います。
これらの企業をつぶさに観察すると、存続に価値を置く価値観、そして、地域に根差し社会に組み込まれながら存続していくという特徴があります。過去の先行研究ではあまり取り上げられてこなかった地域と企業との関係をより研究することの重要性を感じています。だからこそ本学で研究を行い、少しでも還元させていただくことは私にとって非常に重要なことであると考えています。最近は、海外研究者とも連携しながら、国際比較研究を行い、その成果を国内外の学会等で発表、論文公刊しています。授業やゼミなどを通じて経営学の魅力や基礎原理などをお伝えしていきます。そして、皆さんの身の回りにある企業を身近に感じ、関心のあるテーマを追究していただけたらと思います。大学で、多くの人と出会い、学び、人生の土台を築いて下さい。ともに学べることを楽しみにしています。