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教員紹介

高木 邦子TAKAGI Kuniko
教授
- 文化政策学部 国際文化学科
青年期の対人関係、有能感、キャリア教育
学歴 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程(後期課程)単位取得後退学(2005年) |
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学位 | 博士(教育心理学)(名古屋大学、2005年) |
経歴 | 聖隷クリストファー大学助教(2007年) 聖隷クリストファー大学准教授(2010年) 静岡文化芸術大学准教授(2011年)、教授(2020年から) |
担当授業分野 | 教育心理学、人間発達と環境、青年心理学など |
研究分野 | 教育心理学、パーソナリティ心理学 |
研究テーマ | 青年期に特徴的な「仮想的有能感」の機能と形成 否定的対人感情の形成および修正過程 専門職養成課程の職業的社会化 |
研究業績 | 著書
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所属学会・団体 | 日本心理学会、日本教育心理学会、日本社会心理学会、日本パーソナリティ心理学会 |
メッセージ
現在の関心は主に、以下3つです。
青年期の対人関係における否定的対人感情について
他者に対して感じる苦手意識や嫌悪といったネガティブな感情に焦点をあて、その形成過程や影響要因について研究しています。近年は、大学生が否定的対人感情を形成した他者とどのようにつきあっているのか、その関係性の持ち方に関心があります。
有能感の様相と形成要因、さまざまな影響について
“自分は能力のある人間だという自覚”である有能感は、私達の行動に広く影響することが知られています。有能感の形成には、成功経験や、他者に受容/承認される経験などが影響することが知られています。その一方で、自分の能力に自信がなく周囲の人を見下すことで自分の有能さを意識する「仮想的有能感」と呼ばれる状態があることも指摘されています。こうした有能感のさまざまな様相の形成と働きについて、広く関心を持っています。