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教員紹介
中野 民雄NAKANO Tamio
教授 デザイン研究科長
- デザイン学部 デザイン学科(建築・環境領域)
- 大学院 デザイン研究科
キーワード:
環境デザイン、ライフスタイル、スマートデザイン、地域防災、環境教育、サステナブルデザイン
出身地 | 茨城県 筑西市 |
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学歴 |
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学位 | 博士(工学)(信州大学、2007年) |
経歴 |
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資格 | 建築設備士、一級電気工事施工管理技士、一級管工事施工管理技士 |
担当授業分野 | 環境計画、設備設計、エコロジカルデザイン など |
研究分野 | 建築環境・設備、スマートデザイン、BCP・LCP、サステナブルデザイン |
研究テーマ |
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研究業績 | 著書
【設備設計・監理】
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受賞歴 |
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所属学会・団体 | 日本建築学会、空気調和・衛生工学会、給排水設備研究会 |
社会的活動 |
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メッセージ
『蛇口をひねれば、いつでも綺麗な水が出る』
現代の日本では当たり前の事です。しかし、世界を見渡せば約11億人が水不足の状況で生活をしており、年間何百万人もの人が、水が原因で死亡しています。また、都市・産業の急速な発展の中で、水だけでなく地球全体が破壊され続けています。さらに、世界のエネルギー資源は、百年後には危機的な状況を迎えると言われています。
地球環境・エネルギー問題を解決する為に、グローバルな視点に立ち、我々は一体何をするべきか? かなり無謀な挑戦でありますし、無理難題が山積みです。しかし、最初からできないと諦めるより、できると信じて続ける事が未来に繋がると信じています。建築・デザインの立場から、一緒に環境・エネルギー問題を解決し、地球の未来を創造していきましょう。
『スマートデザインとは』
スマートという言葉は、おそらく誰しも一度は耳にしたことがあると思います。最近では、スマートフォンやスマートシティなどに代表されるように、現代の流行語にもなりつつあります。それでは、スマートとはどういう意味なのでしょうか? 直訳すれば、「賢い」ですが、建築・デザインの分野に置き換えてわかりやすく解釈するならば、持続可能(サステナブル)な社会に向けた「エコロジー(環境にやさしい)とエコノミー(財布にやさしい)の両立」であると、私自身は考えています。また、建築・デザインの世界において、建築環境・設備は長い間日陰の存在でした。皆さま周知の通り東日本大震災以降、全国的に省エネ・節電が叫ばれ、近年にわかに脚光を浴びるようになりました。しばらくの間は、社会的ニーズも手伝い先進的に取り上げられる事になると思います。
しかし、本当に今一番大切なのは、「初める」事よりも「続ける・繋げる」事、そして「本物のデザイン」を世の中に普及していくことだと考えています。例えば、体にいい物でも美味しくなければ誰も食べません。建築・デザインの世界も同じで、いくら環境に良くてもデザインが良くない建築では誰も見向きもしません、いくら省エネになるといっても、高価な建築では誰も購入しません。
エコロジーとエコノミーを両立させ、さらに本物のデザインを融合させた「スマートデザイン」を一緒に考えて実践していきませんか。夢は見えないけどカタチは誰にでも見えます。