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教員紹介
小川 直茂OGAWA Naoshige
准教授
- デザイン学部 デザイン学科(ビジュアル・サウンド領域)
ビジュアライゼーション、インフォグラフィック、デザイン開発
出身地 | 三重県 |
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学歴 |
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学位 | 博士(芸術工学)(名古屋市立大学、2017年) |
経歴 |
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担当授業分野 | ビジュアル表現基礎、表現技法Ⅱ、色彩・形態論 など |
研究分野 | グラフィックデザイン、情報デザイン、基礎造形 |
研究テーマ | 医療分野におけるデザインアプローチの研究と開発 遊び・玩具とデザイン教育に関する研究 など |
研究業績 | 著書
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受賞歴 |
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所属学会・団体 | 日本デザイン学会、日本基礎造形学会、日本保育学会、日本色彩教育研究会 |
社会的活動 | 信長居館跡発掘調査 専門委員(2009年) 岐阜競輪場バンクステージ画 選考委員(2009年) 各務原市美術展 デザイン・イラストレーション部門 審査委員(2014年から2017年、2022年から) 岐阜市ユニバーサルデザイン賞 選考委員(2015年から2018年) 日本基礎造形学会 理事(2017年から2021年、2023年から)など |
メッセージ
高度情報社会と呼ばれる現在、リアル/バーチャル双方の場で、様々な情報がかつてない規模で氾濫しています。このような中、情報の見やすさや分かりやすさを視覚的に強化して円滑なコミュニケーション環境を構築するグラフィックデザインの役割は、ますます増していると思われます。
私はこれまで、新聞社のデザイン部門において、ダイアグラム・サイン・マップなど各種インフォグラフィックの制作実務に携わってきました。研究者としてのキャリアをスタートさせてからは、情報伝達における視覚的デザインアプローチを軸とした幅広いデザイン研究に従事しています。具体的な活動内容としては、適切な服用行動を促すための薬剤包装の情報デザイン研究や、医薬品リテラシー向上のための教育ツールのデザイン開発に関する研究などが挙げられます。また、視覚表現による心理的効能創出を企図したヘルスケア・アートの制作プロジェクトにも複数携わり、デザインコンセプト策定から制作統括に至るまでの中心的な役割を担いました。
近年では、デザイン教育の創造的教育メソッドとしての可能性に注目するとともに、特に保育との関連性に焦点を当てた「遊び・玩具とデザイン教育」に関する研究にも継続的に取り組んでいます。
今後も、より良い暮らしと社会を実現するためのデザイン研究・デザイン教育活動に邁進していく所存です。