教員紹介

太田 正明OTA Masaaki

特任助手

  • デザイン学部 デザイン学科
E-mailアドレス:m-ota@suac.ac.jp
ホームページURL:https://www.ota-masaaki.com
キーワード:
木工、漆芸、アート&クラフト
出身地 神奈川県
学歴 東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 木工芸研究領域 修了
学位 修士(美術)(東京藝術大学、2013年)
経歴 神奈川県立瀬谷西高等学校 教員補助(2013年から2014年)
横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 非常勤技術職員(2014年から2016年)
横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 専任助手(2016年から2019年)
共立女子大学 文芸学部 造形芸術コース 非常勤講師(2018年から2022年)
横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 非常勤講師(2019年から2020年)
横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 助教(2020年から2025年)
静岡文化芸術大学デザイン学部 特任助手(2025年から)
資格 木材加工用機械作業主任者
足場組立等作業従事者特別教育修了
担当授業分野 木材加工室における授業支援、安全管理
研究分野 木工芸、漆芸
研究テーマ 木素材における生活日用品と芸術品の造形表現
研究業績 著書
  • 『漆文化』147(共著、日本文化財漆協会発行、6頁〜7頁を執筆、2024年)
  • 『漆文化』144(共著、日本文化財漆協会発行、4頁〜5頁を執筆、2023年)
論文・解説
  • 「棟梁の譜面を鳴らす」(横浜美術大学教育・研究紀要第14号、15頁に掲載、2024年)
  • 「カルテット」(横浜美術大学教育・研究紀要第13号、10頁に掲載、2023年)
  • 「 DOLCE MA CHACHI」(横浜美術大学教育・研究紀要第10号、23頁に掲載、2020年)
  • 「スツール」(横浜美術大学教育・研究紀要第9号、20頁に掲載、2019年)
研究業績(作品・プロジェクト)
  • 「LIFE WITH ART」(藝大アートプラザ、2025年、2024年)
  • 「木工家ウィークNAGOYA木の家具40人展」(電気文化会館東・西ギャラリー、2024年、2023年)
  • 「六甲山芸術劇場MT.ROKKO PERFORMING ARTS THEATER」(ROKKO森の音ミュージアム SIKIドーム、2023年)
  • 「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond」(六甲山上、2023年)
  • 「太田正明 個展 -森のソノリティ-」(アートフォーラムあざみ野、2023年)
  • 「日本文化財漆協会会員漆芸展」(日本橋三越、2022年)
  • 「パブリックファニチャー【常設設置】樟のスツール」(渋谷ストリーム、2018年)
  • 「パブリックファニチャー【常設設置】丘のベンチ」(青山学院大学高等学部、2018年)
  • 「imagining」(目黒美術館区民ギャラリー、2018年)
  • 「そば猪口アート展」(髙橋節郎記念美術館、2015年〜2018年)
  • 「台湾国際木質創作展」(台湾/總爺芸文中心、2015年)
  • 「New Artists 2013」(3331/Gallery Jin、2013年)
  • 「任意の点を「R」とした展覧会」(龍宮美術旅館、2011年)
  • 「そのために。展」(Gallery LEDECO、2009年)
受賞歴 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023beyond 兵庫宅建ハトマーク賞(2023年)
共立女子大学 授業評価表彰状受彰(2019年)
台南国際木質創作展 感謝状受彰(2015年)
東京藝術大学大学院修了制作 原田賞(2013年)
所属学会・団体 日本文化財漆協会、木工家ウィークNAGOYA 木の家具40人展実行委員会
社会的活動 日本文化財漆協会理事(2024年から)
木工家ウィークNAGOYA 木の家具40人展実行委員長(2024年から)
小田原市小学校教育研究図工部小教研究会教員対象の講義 (2017年から2018年)

メッセージ

現代社会には既に様々なモノ・コトが溢れています。新たにデザインして創りだす労力はとても大変な作業だと私自身も日々実感しているところです。
そんな社会において、私は木素材を中心に幅広い木工の専門知識と技術を生かした生活日用品や芸術作品を制作しています。モノ・コトを多角的な視点で捉え制作を通して木材造形表現の多様な在り方を探り社会や文化を豊かにする提案を行っています。

近年のデザイン領域においては“つくる技術と生みだす創造性”のどちらの能力も欠かすことができません。専門的な技術や知識の修得だけではなく、モノをつくる意味や既に存在するモノに対して疑問を抱き、モノづくりに対する本質的思考も両立して育み「人と見方が違う」「問題提起ができる」「0から1を生み出せる」といった創造的にモノづくりと向き合い社会に貢献できる人が求められている様な気がしています。みなさんの作品からは固定観念の価値観だけに捉われることなく、新たな世代で生きる社会情勢や様々な人との出会いに感性を磨き、社会に発信力のある多様なデザイン、表現が生まれてくることを期待しています。