教員紹介

亀井 暁子 准教授写真

亀井 暁子KAMEI Akiko

教授

  • デザイン学部 デザイン学科(建築・環境領域)
  • 大学院 デザイン研究科
E-mailアドレス a-kame@suac.ac.jp
ホームページURL https://www.kamei-lab.org
キーワード:
建築設計、地域と建築、教育空間、動物介在教育と空間
出身地 神奈川県横浜市
学歴 京都大学大学院工学研究科 建築学専攻修士課程修了
京都大学大学院工学研究科 建築学専攻博士課程修了(社会人博士)
学位 博士(工学)(京都大学、2019年)
経歴
  • 株式会社日本設計(1996年から2002年、2003年から2013年)
  • パリ建築学校ラ・ヴィレット校 留学(2002年から2003年)
  • 静岡文化芸術大学講師(2013年)、准教授(2016年から)、教授(2021年から)
資格 一級建築士
担当授業分野 建築デザイン論、都市デザイン論、建築設計総合演習など
研究分野 建築設計、教育空間、学びと空間、地域・都市デザイン、サスティナブルデザイン
研究テーマ 建築とサスティナブルデザイン、教育施設と地域コミュニティ、動物介在教育の空間デザイン
研究業績 論文
  • 「現代の教育現場における動物飼育空間のあり方に関する研究(その2):時代の変遷に即した小学校動物飼育環境についての考察」(共著、日本建築学会環境系論文集 第85巻 768号、2020年
  • 「防災建築街区等の共同ビルにおける利活用事例からみる空間構造について」(共著、日本建築学会東海支部研究報告集、第58号、2020年)
  • 「児童の関心が高まる動物との関わりの場に関する空間的考察」(共著、動物介在教育・療法学雑誌 第10巻 第1・2号、2019年)
  • 「現代の教育現場における動物飼育空間のあり方に関する研究:固定式飼育空間と可搬式飼育空間の教育効果の検証」(共著、日本建築学会環境系論文集、第84巻第757号、2019年)
  • 「児童と動物の関わりの場の教育空間内部における展開について」(共著、芸術工学会誌No75、2017年)
  • 「児童と動物の関わりに影響を与える空間的要件についての考察」(共著、日本建築学会学術講演梗概集、2016年)
  • 世界図にあらわれた空間構想の考察(1996年)
作品・プロジェクト
  • 学校の動物と一緒に過ごす場所 設計・制作(2018年)
(以下日本設計所属時作品)
  • 上智福岡中学高等学校中央棟 設計・監理(2012年)
  • 北九州市立黒崎文化ホール 設計・監理(2012年)
  • 長崎日本大学中学高等学校武道場 設計・監理(2007年)
  • 南山高等学校中学校女子部新校舎 設計・監理(2006年)
  • 跡見学園女子大学新学部棟 設計・監理(2002年)
受賞歴
  • キッズデザイン賞 受賞(2018年)
  • 建築九州賞 作品賞 佳作(2016年)
  • 北九州市都市景観賞まちなみデザイン賞 佳作(2015年)
  • 日本建築家協会優秀建築選 選定(2014年)
  • 中部建築賞 入賞(2007年)
  • 名古屋市都市景観賞 受賞(2007年)
  • 優秀照明施設九州支部長賞 受賞(2013年)
  • 優秀照明施設東海支部長賞 受賞(2006年)
所属学会・団体
  • 日本建築設計学会
  • 日本建築学会
  • 日本建築家協会
  • 芸術工学会
  • 動物介在教育・療法学会

メッセージ

ある場所に建築を設計するということは、その場所の新たな環境を創ることであると捉えています。そしてその積み重ねが街をつくり都市景観、都市環境をつくります。そして、その場所で生活する人と環境との関係をつくり、その場所で過ごすことにより人が育まれます。私は今日まで、ある場所に実際に新たな環境を創る建築設計の実務を通して、その場所にふさわしい生活環境のあり方を模索してきました。
それは、その場所と周辺環境が持つ様々な要素と向き合い、読み解き、広域的スケールから詳細に至るまで様々なスケールを行き来しながら、その場所にふさわしいあり方を模索することの積み重ねです。それらの要素は、目に見えるものはもちろん、文化・歴史や地域コミュニティといった、物の形としては見えないものも含まれます。私が多くかかわってきた教育施設も、これらとの連続性を考慮しながら計画することで、新たな展開が生まれると考え取り組んでいます。
そして、望ましい環境の実現は、多くの専門家や仲間とのコミュニケーションとコラボレーション、そして知恵の結集と様々なアプローチの試みによって成し遂げられるものです。様々な協働を通して、学び思考し、ものを創りあげることに係わる楽しみを皆さんに伝え、共に味わっていけたらと思っています。
これまで携わった数々の建築物の写真